おすすめの絵本(英日)
BNメンバーのえみさんから、「マミの子育ての話がもっと聞きたいな、と思っていて、オススメの絵本(英日両方)あったら聞きたいです!」というメッセージをいただきました。ありがとうー!
東京からロンドンに引っ越してきて一年。生活において困ってることは実はそんなにないんですけど、一点だけ、日本語の絵本だけはどうにもならん。。。日本から送るにしても重さがあるので送料高いし、勝手な好みなんだけど絵本は電子じゃなくて紙で読ませたい。
というわけでうちは友人知人家族が日本からやって来るたびに絵本をまとめて持ってきてもらっています。年末に日本に帰国した際も「日本語の絵本めっちゃある!(当たり前)」と大興奮で本屋に通い、たくさん買ってきました。
電車オタクの子におすすめ:
「いちばんでんしゃのうんてんし」福音館書店
「新幹線しゅっぱつ!」福音館書店
結構ガチめなやつ。運転士さんの業務がどんな感じなのかとか、新幹線のパーツの名称とかが出てきます。
絵に味があっておすすめ:
「エンソくんきしゃにのる」福音館書店
「きみだけの夜のともだち」ポプラ社
「かばくん」福音館書店
絵が独特で見ていておもしろいのも絵本の魅力ですよね。「きみだけの夜のともだち」は西加奈子さんが訳文をされています。「かばくん」は幼児向けなんだけど、言葉遣いがユニークかつ懐かしい感じがしてとても良い。
英語の絵本:
「Tiger who came to tea (邦題:おちゃのじかんにきたとら)」
「Paddington (パディントン)」
イギリスといえばこの二冊!
特に「Tiger who came to tea」はうちにある絵本のなかでもだんとつで好き(私が)。絵も素敵だし、なにより内容がめちゃくちゃ独特。ロンドンでは子供向けに劇もやっていて、息子を連れて観に行ったら子どもたち全員爆笑していました。アニメ版もあるのですが、絵柄と雰囲気が絵本のままでとても良いです。声優が豪華で、ちょっとしか出てこないお父さんの役をなんとベネディクト・カンバーバッチがやってたりします。
パディントンは日本でも有名ですが、絵本はびっくりするぐらい種類があり、こっちではアニメもやっています。実写版映画もあるし、エリザベス女王とも共演したし、まさに国民的キャラクター。うちにあるのはオリジンストーリーで、ブラウン家との出会い、パディントンの名前の由来などが出てきます。とにかく絵が可愛くて癒されるし、イギリス文化に触れられます。
あと息子は最近「We’re going to find the monster」という絵本がお気に入りです。これは子どもたちが家の中で空想のアドベンチャーに出かける内容。主人公の女の子は尋常性白斑があるんだけど、特に物語の中では触れられていません。
イギリスに来てから、絵本や広告などでさりげなく多様性を表現しているなーと感じることが多々あります。例えばお店やバス停に車椅子の人がいたり、アジア人の店員やダウン症の子どもがいたり。そこに特に触れるわけでもなく、ただ存在している。むしろ現実に即していますよね。
みなさんもおすすめの絵本などあったらぜひ教えてください!!